はじめに
私は片側顔面痙攣を発症し、長い年月を経て手術(微小血管減圧術)を受けた。しかし現在も症状は完全には消えておらず、回復の途中にある。
この記事では、発症から現在までの経過を時系列で整理し、症状・手術・術後のリアルな状態を記録として残す。
2014年ごろ:最初の異変
最初に違和感を感じたのは2014年ごろ。片側の目の周りにピクピクした動きがあり、疲れやストレスで悪化する印象があった。この時点では「よくあるまぶたの痙攣」と認識しており、病気だとは思っていなかった。
その後数年:ゆっくりとした進行
時間の経過とともに、痙攣の範囲が目から頬、口周りへと広がっていった。自分の意思と関係なく顔が動くようになり、人前で気になる場面も増えていった。これは片側顔面痙攣の典型的な進行パターンだと、後から知ることになる。
手術を決断するまで
症状は徐々に日常生活に影響を与えるようになった。見た目のストレス、無意識に動く不快感、横になると症状が強くなること——そうした積み重ねの末、最終的に微小血管減圧術(MVD)を選択した。神経を圧迫している血管を離す、原因そのものを取り除く根治手術だ。
2025年7月:手術
- 入院:7月15日〜7月26日
- 手術日:7月16日
術後すぐの状態
「すぐ治る人」もいると聞いていたが、私の場合は違った。痙攣は完全には消えず、神経はかなり過敏な状態が続いた。少しの刺激でも反応してしまい、この時点で「長期戦になる可能性がある」と感じるようになった。
術後〜現在(約4ヶ月)
現在も続いている症状をまとめると、以下のようになる。
横になると悪化する
目を閉じた状態で発作が出ることが多く、そのままだと止まらないこともある。姿勢を変えると徐々に収まるため、再圧迫ではなく「神経の過敏反応」の可能性が高いと考えている。
日常的な痙攣
毎日続く。目が勝手に閉じ、口元も連動する。神経がまだ正常な制御を取り戻していない状態だと思われる。
睡眠への影響
痙攣で寝られないことがある。薬は処方されているが、まだ手をつけられていない。
食事との関係
特定の食べ物(特定のお茶や果物類)で神経の興奮が起きるのか、気になっている。明確にはわかっていないが、引き続き観察中。
現在の自己認識
自分でもはっきり感じていること:神経が「過敏」で、少しの刺激でも反応する。完全には落ち着いていない状態が続いている。
一方で、「ずっと同じ状態が続いている」とも感じている。それはつらいことでもあるが、裏を返せば悪化し続けているわけでもないということでもある。神経が「再調整中」の段階にある、そんな感覚だ。
再発か、回復途中か
現時点での大きな疑問は、これが「回復途中」なのか「再圧迫による再発」なのか、という点だ。
状況から判断すると、現時点では回復途中の可能性が高いと考えているが、確認のために経過観察を続けている。次の診察は2026年6月30日の予定で、ここで重要な判断がされる可能性がある。
これから
- 焦らず6ヶ月〜1年単位で経過を見る
- 生活・睡眠・ストレスの管理を続ける
- 次の診察でしっかり医師と共有する
追記用メモ欄
今後の記録として、以下を残しておく。
- 痙攣の強さ(0〜10)
- 食事内容
- 睡眠状況
- 悪化したタイミング
まとめ
片側顔面痙攣は「手術したらすぐ終わり」ではない。私の場合は神経の回復に時間がかかるタイプのようで、術後数ヶ月が経った今もまだ症状が続いている。ただ、このタイプの手術では「遅れて良くなる」人が珍しくないとも聞く。再発と決めつけず、経過を記録しながら長い目で向き合っていくつもりだ。

